写真説明:華虹と宏力の調整は、競争力を大幅に向上
上海半導体業協会秘書長の蒋守雷氏が27日、上海華虹NEC電子有限会社と上海宏力半導体製造有限会社の2社の調整再編を確認し、かつ上海市の関係部門の支持と協力を受け、規模の拡大によって資源の有効活用を上げ、競争力をアップさせるという。
蒋氏は、新たな統合計画はすでに2、3カ月前から起動しており、もしうまく進行できれば、来年の春節までに正式確認となり、「こういう統合は、単純な合併概念ではなく、チップ業は規模拡大効果が必要なので、より多くの点は規模拡大、競争力の向上という角度から決定を配慮した」と語った。
2社とも、上海の早期チップ代理加工場で、華虹NECは2カ所の8インチ工場を持ち、月6万枚の生産量で、一方、宏力の現在の月生産量は3.5万枚という。中芯国際と台積電二社が、8インチの参入を拡大するにつれて、この2社の競争力は若干減少してきた。そして、後続資金が不足となったため、規模と運営効果も理想的状態に達していないという。
華虹NECの筆頭株主は、日本のNECと華虹グループで、華虹グループの株主はCEC、上海久事、上海儀電など国有企業が含まれており、宏力の主要株主は上海連合投資、香港長江実業、和記黄埔、冠捷半導体や三洋電機などで、その中の上海連合投資は上海市政府に所属するITプロジェクトの大型投資会社という。
(編集:兪靜斐)
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