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新マンション内での飲食店経営を禁止
2008 -10 - 31 13:42

 国家環境保護基準の「飲食業の環境保護技術規範」に対する意見が出揃い、規範には新しく建築されるマンション内での飲食店経営が禁止され、既にあるマンションに関しても飲食店の営業を中断させ、レストランと住宅の間の距離は、最低でも9メートル以上と規定される。 

 上海飲食業協会市場責任者の夏翔青氏は、上海は2004年1月1日から「上海市飲食サービス業の環境汚染・予防対策管理法」を施行し、この案はこのほど環境保護部によって規定された新規定と類似する点が数多くあるという。例えば、新規建築を行っている団地内の飲食店は、マンションと独立して建築すべきである。油煙の排出口は、最低でも住宅地や病院、学校から10メートル以上離れたところに設置すること、上海市内の中心ビルやマンション内で、油煙の汚染を招く飲食サービスを行ってはならないなどがある。   

 上海市管理法によると、新しくオープンする飲食サービスは、市または区、県の環境保護部門の指令によりこれを禁止し、また既にオープンしている店に関しても、営業停止を求める方針であるが、夏氏によると、現在多くの飲食業にまつわる環境保護問題はすべて長い歴史の中で蓄積されたものばかりで、一度に解決するのは困難であるという。 

 環境保護部による「飲食業の環境保護技術規範」は、現時点ではまだ施行されるかどうかは不確定だが、専門家によると、もしこの規定が施行されれば、市も必ず新規定にそって地方性の管理に対し、適切な改正を行うだろうという。早期による監督・管理と処罰の細則を施行し、充実した関連規範を設けることが環境改善の一番の早道であるという。

(実習編集:呉 恵伊)

 
 
 

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