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上海の大学で最大の太陽エネルギー利用プロジェクトが落成
2008 -10 - 14 15:30

 事前に加熱する必要がなく、24時間お湯を供給できる。上海市の大学で最大の太陽エネルギー利用プロジェクトが、このほど上海海洋大学臨港新キャンパスで落成した。太陽エネルギー利用温熱システムの学生寮は13万uで、毎日13800人の学生に24時間お湯を供給でき、初歩的な計算によると、毎年216万元の費用が節約できるという。

 上海の大学立地の調整計画により、上海海洋大学は全体が臨港新城へ引っ越し、新キャンパスの敷地面積1600アール以上で、計画の総建築面積は58.6万uという。2006年1月に施工を開始し、建築面積38万uの第一、二期工事が今年9月に完成し、使用を開始したという。  

 エコキャンパスの建設は、上海海洋大学建設のポイントである。同大学は全部の本科学生寮と一部の研究生寮に太陽エネルギーシステムを設置し、太陽エネルギー利用温熱システムは、太陽エネルギーをメーンにし、補助熱源はガス熱水設備で、降雨など太陽光不足の場合は、自動的にガス加熱システムを起動し、13800人の学生に24時間に温水を提供できるという。これは上海大学キャンパスで最初の大きな太陽エネルギー利用プロジェクトで、全国の大学でも珍しいという。上海海洋大学新キャンパス建設事務室の李勇軍氏によると、同システムの運営は水コントロール、電気コントロールシステムと連動し、1枚のカードで費用を決算し、システムの日常管理にも便利さをもたらし、学生も便利に使うことができるという。このため、上海市発改委は特に1000万元を補助し、同プロジェクトの建設を支援するという。

 また、工事建設の中で、海洋大学の新キャンパス建設について、さまざまな点に配慮している。電気は分路抵抗に、各工事地区に単独で電器メーターを配置し、水循環は室外集中の総合利用方式で、雨水による水源を集中して、路面清掃・砂塵のコントロール・洗車・緑化栽培などに使う。省エネ・効率的な機械設備を使い、ブルドーザー・ショベル・カーの燃費コントロールに使う。工事建設提案を優良化させ、大量の建材やエネルギーを節約したという。省エネ建設は、大量の水・電気・コンクリート・木材・鋼材を節約できると同時に、建設コストも有効にコントロールできたという。                          

(編集:兪静斐)

 
 
 

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