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朝日ビールは16日、上海で自主回収すると発表
2008 -9 - 17 13:30

  日本の朝日ビールは16日、「事故米」で醸造した清酒と芋焼酎65万本を回収した。朝日ビール中国関連会社が明らかにしたところによると、これらの汚染を受けた酒の中で、約42箱504本は上海で販売したことがあった。朝日ビール広報部の担当者は16日午後6時、すでに上海でこれらの酒を販売した50軒の料理店が自主回収すると発表した。しかし、すでに売り出して消費された酒は、会社は回収しないという。

  上海で販売された、この「問題焼酎」は「さつま司」という芋焼酎と「黒麹仕込み」という、主に上海の50軒の日本料理店などの飲食の店で販売されたものである。朝日ビール中国広報部は、「具体的にいくら販売したか、私達はまだ分からない」とし、会社は従業員を派遣して店ごとに製品を交換し、「問題焼酎」を回収したと言う。「今どれくらいの酒を回収したか、データはまだ統計中だ」と、朝日ビール広報部は言う。

  調査によると、今回回収された製品の特徴は、2008年8月2日以後に仕入れて販売し、製品の番号の前の二つの数字が12〜18だ。回収された焼酎についてどのように処理するか、同社はまだ決めていないという。

  朝日ビールが販売したこれらの芋焼酎の原料は大阪米粉加工販売会社「三笠フーズ」が不正転売した汚染米が原料として使われていた。6月から、この会社は酒を醸造する過程で、これらの汚染された米を加えた。回収された製品は8種類のサツマイモ焼酎と1種の芋麦焼酎を含んだという。

  先週の金曜日、京都市は、現地のMikasaFoodsが提供したモチ米が、殺虫剤(Methamidophos)の残留量が基準を超え、日本の規定の2倍だと発表した。報道によると、この「事故米」は数カ所のメーカー、卸売り商に転売しされ、最後に複数の酒類メーカーに行ったという。

(編集:毛玉潔)

 
 
 

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