08年から、大学・企業は大学入学試験カンニング者のリストを調べることができる。30日、上海市教育試験院が記者会見を開き、6月1日から国家試験信用システムが正式に実施されることを明らかにした。このシステムは大学入学試験、大学院入学試験、英語実力探検試験(CET)などの国家教育試験のカンニング者の情報を残す。受験する学生はカンニングを絶対しないように呼びかけている。
教育部試験センターは試験信用システムを作り、国家教育試験のカンニング者のインフォメーション・処分意見・カンニング記録を残すことになった。国家教育試験とは大学入学試験・成人入学試験・大学院入学試験・大学英語4、6級試験が対象となる。受験生はそのカンニング記録を調べることはできない。大学・企業でも、審査を受けなければいけない。審査をパスすれば、ユーザーネーム・パスワードで調べられるようになる。 過去数年間、上海大学入学試験のカンニング率は低く、0.007%〜0.008%だけだ。「カンニングを完全になくすため」と、関係者は語った。
(実習生:鄒トウ)
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