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上海浦東企業、ハイテクで四川救済活動を支援
2008 -5 - 27 10:10

「被災地に必要なものなら、送ります。しかも、ハイテクの製品とサービスを」これは、浦東各ハイテク企業の決めた覚悟。四川大地震が発生後、ハイテク製品が続々と浦東から四川へ運ばれ、工事技術チームも続々と被災地に派遣されている。  

 金橋にある、中国初のバイオ消毒製品の研究開発及び生産企業の上海ハイテクバイオプロジェクト有限公司は、5月18日、上海市民生局と連絡し、11.5万元に相当する「百克瑞」複合ブドウ球菌酵素消毒スプレーを寄付した。  

 金橋のもう一社の製薬企業、上海聯合塞尓バイオプロジェクト有限公司の生産者らがワクチンの生産を急いでいる。「地震発生後、公司は国の内服ワクチンの生産要請を受けている」。同社の関係者によると、年生産量は100万粒が、要請を受けた同社は、生産能力を調整し、毎日10万粒にした。注文されたワクチンも、同社の自主研究開発製品で、自社知財権を持っており、毒素原性大腸菌が起こした下痢に対する保護率は85%以上。  張江にある微創医療器械(上海)有限公司も即時に被災地に100万元に相当する医療器械を寄付した。  

 5月19日、上海貝尓阿尓・特の第二陣の緊急修理隊も出発した。同社第一陣の隊は、すでに徳陽孝徳と漢旺の電話設備を修理し、回復させた。  

 5月14日午前10時、上海貝尓阿尓・特四川通信緊急修理隊が被災地に向かった。車に乗ったり、徒歩で歩いたりした隊員らは、15日に徳陽市孝徳鎮に入った。  

 23日までの時点で、上海貝尓阿尓・特の工事技術者らはすでに四川省の成都、徳陽、広元、都江堰、甘粛省の隴南など救援全線での救援活動を終え、震源地のブン川(ぶんせん)=ブンはさんずいに文=県に入っている。5月18日の時点まで、同社から被災地に送った通信設備はすでに35トンに達し、5500万元以上に相当する。追加の分も即時に被災地にととけるように、緊急生産中。  

 また、19日には、張江ハイテクパークにある泰景情報技術(上海)有限公司も中国聯通四川支店と連絡を取り、2000台のテレビ携帯を寄付した。寄付した機種は通話のほか、無料で四川テレビ局の放送するテレビ番組を見ることができ、救援現場で活動している部隊が、リアルタイムで正しい救援情報と政府公告を民衆に伝え、被災者の精神を安定させるのに役立つ。

(上海・浦東  編集:QJ)

 
 
 

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