2008年の上海はさらに7カ所の救急センターを建設し、公共衛生救急指揮センターの展開、団地救急防衛機能のテスト実験や上海での公共衛生事故への反応と処置能力の全面的強化を図ることが、4月30日に開かれた公共衛生工作連合会議の中で明らかになった。
今年新たに建設される7カ所の救急センターは、仁済病院・市一病院・市十病院の3カ所の緊急救急センター・上海市児童病院・小児科病院・児童医学センターの3カ所の児童救急センターと長海病院で設立される火傷救急センターである。また上海では公共救急指揮センターを展開させ、ネット上のプラットホームを利用した救急情報交流の疎通や、応急指揮でのスピード性・有効性の向上を図る姿勢であるという。
上海公共衛生システムの建設は年々向上しており、2007年での上海市における甲乙伝染病の発病率は198.95人/10万人であり、新型肺炎や鳥インフルエンザも発生していないという。また妊婦の死亡率が12.67人/10万人、嬰児の死亡率が5.73%で、これらが公共衛生情況の重要ノルマに及ぼす影響は歴史の中でも良い方であるという。
(実習編集:呉 恵伊)
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