労働保障部門が29日明らかにしたところによると、2008年に上海市が労働保障信用評価管理制度を創設させ、2年間に違法行為のある企業・機関はC級として記録されることになる。C級としてされた企業・機関は、労働部門の重点管理監督対象として、年間社会保険特定監査や給料監査の対象に入れられることになる。C級企業・機関が申請を提出する場合には、重点監査を行なうという。

　労働保障部門が創設した同制度は、専門的な労働保障信用情報データベースに基づくものだ。今後、労働保障部門が、行政管理作業で把握する企業・機関、個人が労働保障面での違反行為は、いずれも同信用データベースに記録されることになる。

　企業・機関の信用情況によって、労働保障部門は三つの信用レベルに分け、評価を行い、5年間以内に違法行為のない企業・機関は、信用度が最高となり、A級に評価される。2年間以内に違法行為記録のない企業・機構は、B級に評価される。2年間以内に違法行為記録のある企業・機構はC級となることになるという。

（実習編集：王　燕華）