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杭州湾海を跨ぐ大橋が5月1日に開通  上海〜寧波は2時間に
2008 -3 - 29 14:12

 世界最長最の海を跨ぐ大橋――杭州湾を跨ぐ大橋が5月1日に全線開通し、大橋プロジェクト本部総指揮官の王勇氏は28日北京で、大橋は現在主体工事を100%完成し、交通の付属工事も95%完成したと述べた。

8ヶ月繰り上げて全線開通した

  杭州湾を跨ぐ大橋は、北の嘉興市海塩から杭州湾海域を跨ぎ寧波市の慈溪までで、全長36キロメートル、現在世界で最長の海を跨ぐ大橋である。大橋は双方向6車線の高速道路として、時速100キロメートルで設計され、設計年限が100年、総投資が約118億元である。大橋工事は2003年11月に工事を始め、2007年6月に開通し、現在は主体工事が100%完成し、付属工事も95%完成し、計画より8カ月繰り上げて全線開通する。

多くの項目で世界1を創造した

  杭州湾を跨ぐ大橋は、我が国が自ら設計し、管理し、建築し、投資した超大型の交通施設で、我が国の海を跨ぐ大橋の歴史で重要な一里塚である。大橋は杭州湾のラッパ形で水流などの複雑な情況を跨ぐ必要があり、湾内の普通の干満の落差は7メートルに達し、風速は毎秒50メートルに達し、毎年1回の「壮観さは天下に例がない」という銭江潮が、さらに建設の困難さを増した。

  2003年11月に工事を始めてから、全部で250項目以上の新技術の開発成果を得、9大系列の核心技術を創り出し、多くの項目で世界1を創造した。

(影響)

  揚子江デルタは「6番目の国際級都市圏」となる

  国際経済界の権威の予測によると、パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京、シカゴに次ぎ、上海を中心とした揚子江デルタの都市は「6番目の国際級都市圏」となる。

  大橋が開通した後、揚子江デルタ地区の都市間は大いに短縮し、上海は寧波まで杭州を回り道する必要はなく、少なくとも120キロメートル短縮され、上海―杭州の間で2時間の「ゴールデントライアングル」交通圏を形成し、上海と温州、台州地域の距離は短縮し、杭州湾を跨いで直接到着することができ、浙江省東南部と江蘇省南部も同時に短縮する。これによって、都市間の「密着度」を高め、協力の度合いもより深まる。

(実習編集 宣少一)

 
 
 

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