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上海市の発想に満ちたバレンタインデーに ネズミ年結婚ブームの第1ラウンドを迎える (三)
2008 -2 - 15 15:08

 1849組!ネズミ年「結婚ブーム」第1ラウンド開始

 1849組!バレンタインデーに、上海市はネズミ年入籍ブームの第1ラウンドを迎えた。「今日は2008年2月14日のバレンタインデー。私は長寧区民政局を代表し、貴方達に入籍の手続きを行う。あなたたちは自分の意思で結婚を決めたのですか?」。長寧区婚姻登録所役員の周さんは、その日いったい何回、式の文句を繰り返したか、自分でもはっきり覚えていない。バレンタインデーに入籍するカップルが増えるとみて、婚姻登録所の出勤時間も普段より30分早くなった。しかし、役員たちより早いカップルがやはりいた。

 満面の笑みで記念写真を撮っているカップルが目を引いた。新郎の斉さんは、自分たちがこんなに笑ってるのは、新婦が前の写真での自分の顔が厳しいと愚痴をこぼしたからだ、と説明した。今度は撮り直しだ。「結婚の時、うれしくない人はいないだろう」。新婦の楊さんもきらきらと輝いていた。13日に、バレンタインデーに入籍することにしたと話した。こんなロマンチックな日に、2人の幸せな瞬間を残して、真実の愛を示そうとしたからだとか。

 喜びを抑えられずチューした秦さんと呉さんの式は、「洋式のロマンチックさ」が味わえた。「天大地大、どちらも叔父と比べ物ではない」という諺通り、呉さんの叔父さんが出席した式は、とても中国風だった。カメラの前の、2人の笑顔もどこか似ているような気がした。「これは2人に縁がある証拠だ」と、叔父さんは笑いながら自分の喜びを伝えた。秦さんと呉さんの出会いは、2人がアイルランドに留学した時だった。学校は別々だったが、同じ上海人が外国で暮らすことに、2人の話題はいつも尽きなかった。バレンタインデーに入籍することは、2人の8年間の付き合いにうまく句点を付けることになった。

 普段の800組という数字に比べると、14日は相当増えたが、昨年同期の2282組という数字より、勢いが弱くなった。原因は一部のカップルが2月2日の結婚ブームに式を挙げたからだ。しかし、カップルにとっては、バレンタインデーにお互いに「はい」と答えることは、一生忘れないだろう。                         

 実習編集 王琳

 
 
 

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