２８日午後、国際オリンピック委員会北京オリンピック協調委員会議長のウェブルジェン氏が、北京オリンピック組織委員会役員と共に、2008年オリンピックサッカー競技の上海会場に対して、初めての実地視察を行い、「準備は良くできた。この街は私に良い印象を残した」と語った。

　上海は北京オリンピックの協力都市として、総計12回のオリンピック男子、女子サッカー試合を引き受ける。その中で、男子サッカートップスリーを決める試合も上海で行う予定だ。上海体育場で、ウェルブジェン氏は体育場の地下１階から、観覧席やボックス席など、細かいところまでチェックした。上海体育場の審判休憩室のトイレさえ逃さずチェックした。「ここのスペースは相当なものだ」と感想を述べた。

　上海市体育局副局長の邱偉昌氏は、上海地区の安全保護面、競技、会場、外部連絡、ボランティアなどの面で進行している活動について紹介した。ウェルブルジェン氏は、話を聞きながらメモをした。そして、「体育場は設備が完備しており、すごくきれいだ。上海地区の準備活動もよくできた」と賞賛した。その後、一行は政府側の接待ホテル華亭ホテルへ視察に行った。ウェルブルジェン氏一行は２９日上海を離れ、飛行機で瀋陽地区の視察へ出発する予定だ。

　国際サッカー連盟の視察団も２８日上海に到着した。２９日中、北京オリンピック組織委員会メンバーと一緒に上海地区の準備活動に対して、さらに緻密な視察を行う予定だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実習編集　王琳