上海で年越しする異郷の人たちは、一緒に隣家で晩御飯を食べながら、新年を迎えることにした。最近、宝山区共富新家園団地の大家はネットで除夜晩餐のレシピを披露し、自分が心を込めて準備した除夜の晩餐のメニューを詳細に掲載した。この大家たちは皆、実家が地方であるから、春節の間に帰省できないのをきっかけに、近所との関係をより良くしようとしている。
「今年の春節、私は上海で過ごす」と、大家の陳さんは実家が東北だが、春節の間に会社のシフトを担当しなければならない。陳さんはもともと、レストランで除夜の晩餐をするつもりだったが、奥さんはそれではあまりにも新年の雰囲気がなく、人数が少ないと賑やかになれないと感じているようだ。相談した末、陳さんは奥さんと手料理を作って除夜の晩餐を準備することにした。そして、自分と同じように実家に戻って年越しすることができない隣家を誘って、一緒に除夜の晩餐をするつもりだ。夫婦2人が除夜の晩餐のメニューと招待状を団地の大家欄に公表すると、たちまち多くの近隣が好意に応えた。一部の近隣が参加の意思を示したほか、自分も故郷の美食を持参して興を加えようと提案した。
浦東成山路一団地に住んでいる大家の孫さんも同様に団地欄に掲示を書き、皆と除夜を過ごしたいと書いて、近隣を誘った。実家は四川である孫さんは、上海で年越しすることにした。ネットで、近隣と一緒に年越ししたい気持ちを表した後、現在「もう4人の近隣が参加したいと言った」という。
実習編集 王琳
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