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上海で「健康教室」が始まる
2008 -1 - 28 17:17
 どのようにして、健康になるか。

 27日開かれた上海市「健康教室」開始式で、全国首席健康教育専門家の楊秉輝教授は団地住民に、「飲食のバランスを求める、タバコと酒を控える、適当に運動する、気分良く暮らすこと」と答えた。このような「健康の礎」を元にしたライフスタイルで生活すれば、国民の寿命は10年延びると見込まれている。

 中国健康教育協会副会長、復旦大学属中山病院元院長でもある楊氏は、健康なライフスタイルがなければ、人は健康にならないと語った。現在、人々の飲食習慣には改善すべきところがある。第一は食用油で、量を控えめにすること。油脂が摂取されすぎると、動脈血管壁に沈殿し、心と脳の血管疾患を引き起こす。第二に、塩は5グラムで良いこと。高血圧になる要因の一つは塩を摂取しすぎることである。中国栄養学会の調査によると、我が国の北方の住民は1人毎日15-18グラムの塩を摂取しており、南方の人は10-12グラムで、いずれも塩の用量を大幅に減少しなければならないという。第三に、新鮮な野菜と果物が毎日不可欠であること。栄養学の面から見れば、牛乳や卵や魚や鳥類など、優質のたんぱく質を増やす必要がある。新鮮な野菜と果物には様々なビタミン、鉱物、繊維素などが含まれるため、1人毎日500グラム以上摂取しなければならないと勧めている。第四はタバコをやめ、酒を控えることである。第五は暴飲暴食せず、運動し続けることである。第六は積極的で、心理的健康を求めることである。

 今後、「健康教室」は定期的に月2回、団地で開かれることになった。上海で有名な医学アカデミー会員、専門教授、院長などが招かれ、市民に健康保険知識を広げる。式は上海市衛生局、上海市健康教育所、新聞晩報健康週刊、解放ネット健康チャンネルなどが共同で主催した。「健康教室」会場では観衆からの質問、12320ホットライン、専門家の回答などがあり、東方ネットや解放ネットがライブ放送した。

(実習編集:張 振麗)

 
 
 

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