春節が迫るにつれ、上海の農副産物市場は次第に賑やかになり、各地の農産物の搬入が急増し、商売が繁盛している。
肉類 供給増加、値段安定
春節の消費増加の影響で、春節前の肉類市場に出回る肉の量が明らかに増加した。上海農産物センターの卸部によると、現在は浙江、山東、河南などからの供給が比較的に十分で、上海農産物センターの卸部は応急のため、早めに14万頭の豚を購入したという。冬に、人々に人気のある牛肉とマトンも大量に市場に出回るため、値段は安定している。
野菜 南北各地の野菜が上海に登場
上海農業部門などによると、最近、南からの野菜供給源が増加している上、上海郊外の50万畝の地元野菜がこれまで通りに市場に出るため、春節の上海の野菜供給は十分で、値段が安定すると言えよう。野菜市場のバロメーターとも言えるチンゲン菜の現在の卸値段は0.4元/キログラムで、小売市場では1元で1.5キログラムのチンゲン菜が買える。
同時に、南北各地からの野菜が相次いで上海で登場している。上海江楊農産物卸市場総代理人の唐杏根氏の話によると、現在、海南産の蛇豆、ナタマメ、茄子、広東産の菜心、広西産の甜豆、浙江産のカリフラワー、雲南産のアスパラガスなどが市場でもスーパーでも、取り揃っているという。
新鮮な乳 価額やや上昇 販売量増加
春節前、新鮮な牛乳の販売量が望まれ、人々が贈り物をする場合の優先選択になった。大潤発の取引先によると、価額上昇の影響や乳牛飼育と運送コストの上昇で、ミルクや乳製品価格に微妙な変化が出て、昨年末から、ミルクは1箱につき3元から4元くらい値上がりした。メーカーは春節前、相次いで祝日向けの新製品を登場させた。新製品は乳製品市場の販売を促進している。
鳥と卵 卵値下がり、鳥はよく売れる
春節前の上海の鳥、卵市場は供給源が十分で、鳥と卵の値段に値下がる傾向が見られる。卵は3.3元/500グラムで、先週と比べると、0.4元/500グラムくらい値下がった。上海農産物センター卸部によると、現在市場に出荷された鳥類は、ほとんどが江蘇、河北、安徽などからである。
(実習編集:張 振麗)
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