各業種のデータによると、2007年の上海市の財政収入は引き続き着実に増大し、万博準備作業は佳境に入り、上海港の取扱量は世界第2位になる見込みで、外資導入の質と構造はいっそう最適化――国際経済環境と国内経済情勢の変化に対して、上海市の経済は安定的で良好な成績となり、良好かつ速く発展している。 

 船舶建築：生産額は30%増大　

　2007年の上海外高橋、滬東中華、江南造船会社と上船会社の四つの造船企業は急激に増加し、造船総合積載重量は総計で約550万トンに達し、2006年により100万トンに増え、生産額は同時期と比べて30%増え、利潤は同時期と比べて200%近く増えた。その中で、上海外高橋造船有限会社は、2007年の造船総量は353.16万積載重量トンに達し、中国の各造船所の第１位となった。 　　

車の販売量：160万台を突破 　

　上海汽車集団の１２月３１日のニュースによると、上汽の2007年の車販売量が160万台を突破し、166万台に達し、2006年に比べて約23%増えた。上汽販売総量は全国の各自動車グループの首位に位置し、所属の上海通用、上海大衆はそれぞれ車の領域でトップ３の位置にあり、上汽通用五菱は小型車市場でトップの地位にある。

　空港の旅客：初めて5000万人を破れ

　１２月31日の上海空港グループのニュースによると、2007年の上海の二つの空港の年旅客取扱数は初めて5000万人を突破し、歴史的記録を作った。順調に8回目の安全年を実現し、これも虹橋空港が1988年単独で運行してから実現した20回目の安全年だったという。

　2007年、上海浦東空港と虹橋空港の旅客取扱量は5156.64万人に達し、同時期と比べて11.80%増えた。商品郵送取扱量は290.14万トンとなり、同時期と比べて14.61%増大した。現在、71社の国内外の航空会社が上海の定期的なフライトを開通し、上海と連絡する国内外の都市は179に達した。

　上海航空中枢建設は大幅な進展を見せ、浦東空港の増築工事は概ね竣工し、第2航行工事、第3滑走路および飛行区工事は、すでに竣工した。UPS、DHLは次々と浦東空港で北アジア中枢を作り、浦東空港を全世界の最初の二つの国際運送センターを持つ空港にし、真っ先に上海航空国際貨物輸送の中枢的地位の確立に利点となり、上海国際水上運輸センターの建設を促進した。

鉄道乗客の流れ：24％増大

　１２月31日午前0時までの統計で、2007年の上海鉄道交通1、2、3、4、5、6、8、9号線は共に乗客約8.1億人を輸送した。１日の旅客輸送量は221万人となり、同時期と比べて24％増となった。2007年12月29日、即ち「3線2部分」の開通日に、鉄道交通の全体の乗客は計308万人で、初めて300万人の大台を突破し、歴史上の１日の乗客量の新記録となった。現在、上海鉄道ネットは徐匯、長寧、静安、黄浦、閘北、普陀、盧湾、虹口、閔行、宝山、浦東新区など13の行政区域をカバーし、路線の延長は２34キロメートル、駅は161カ所、地下鉄ネットの規模は全国１位、世界第7位となっている。

（実習編集　宣少一）