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上海看護補助業務従事者 平均労働時間19時間
2007 -8 - 31 16:20

  31日付「青年報」によると、大部分のサラリーマンが毎日8時間働いているのに対し、上海の看護補助士たちは毎日19から24時間の長時間労働をし、賃金はハードな労働内容と割に合わない低いものである。

  上海における看護補助士の実態調査をするため、上海市婦女学会、復旦大学婦女研究センターと交通大学医学院婦女研究センターは、上海にある病院のうち30カ所の病院で調査をし、「上海女性看護補助士現状調査報告」を発表した。

高い職業満足度

   調査によれば74、3%の人は、自分の仕事に非常に満足しており、24,3%の人は普通、不満であると思う人は1,4%であった。

  仕事での最大の楽しみは何かという問いに44,2%の人は、お金を稼ぐ事であると答え、患者の回復が28%、患者の尊敬を受けることが27,4%であった。被調査者中54,1%の人は看護補助士という仕事は、自分に学習と発展のチャンスをもたらしてくれると認識しており、26%の人はそうではないと認識している。また、80,3%の人は、看護補助士という仕事は多くの人と知り合う事ができ、社会関係の構築に役立つと考えている。

  以上の結果が示すように、大多数の看護補助士の方たちは、この仕事に満足しており、この仕事は知識と経験をつむ事ができ、安定した職業であると考えているようだ。

苛酷な労働 低い賃金

   看護補助士の労働時間は長く、内容は過酷なものである。調査によれば、毎日の労働時間が8時間の人は10,8%であり、9時間から12時間が30,9%、13時間から18時間が5,9%、52,7%の人は19時間から24時間も働いている。また47%の人は毎日平均2から3人の患者の世話をし、11,3%の人は4人、13,4%の人は5人であった。

  以上のような苛酷な労働に対して収入は低く、3,5%の人は月平均500元以下であり、59,9%の人は500元から1000元の間、1000元から1500元の人は31,6%で、1500元から2000元の人は3,8%、2000元以上の人は1,2%だった。

  また、上海戸籍を持つ者とそうでない人との間に収入差があり、調査によるとコミュニケーション上や仕事態度などで、上海人が好まれる事が多いようだ。

(編集 孫 凱軍)

 
 
 

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