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上海経済好調の勢いは変わらず
2007 -5 - 31 17:14

上海経済は好調を維持している。上海市統計局が30日発表した上海市の1〜4月の運営報告によると、上海市経済の主要指標は安定的かつ急速に発展している。預貯金が分化し、資本誘致の構造が変わり、物価がすこし上がることが特徴だ。

 

この4ヶ月の主要経済データを見ると、六つの特徴がわかった。

 

投資の伸び率は徐々に下がり、都市建設のテンポが速くなっている。1〜4月で、上海市固定資産の投資は徐々に下落し、投資額が1201.06億元となり、前年同期比12.4%増加した。伸び率は1〜3月より5.2ポイントダウンした。インフラは全社会投資を成長させる主要な力である。1〜4月で、インフラの投資額は計382.09億元となり、48%伸び、伸び率が全社会固定資産投資より35.6ポイント高い。都市インフラプロジェクトのうち、規模が100億を超えるプロジェクトは14件で、主に、浦東空港の拡張、虹橋総合交通ターミナル、洋山深水港工事と一部の鉄道プロジェクトに集中している。

 

消費市場は全面的にアップしており、レストラン業のシェアが高まっている。1〜4月、上海市の社会消費品小売の売上は1240.57億元となり、同期比13.4%伸びた。レストラン業の1〜4月での売上は26.9%アップし、社会消費品の売上より13.5ポイント高い。

 

対外貿易の輸出入は同時に成長を維持しているが、外資構造が変わった。1〜4月、上海市の対外貿易の輸出入商品総額は855.72億ドルとなり、22.3%アップし、外資系の構造も変わった。第2次産業が上昇し、第3次産業が下落した。上海市の第2次産業で、外資の直接投資の契約額は19.34億ドルとなり、前年同期の15.3%ダウンから17.8%アップになった。第3次産業で、外資の直接投資の契約額は23.89億ドルで、38%の成長から20.4%ダウンに変わった。

 

預貯金の資金も分化し、財政収入が急増している。株式市場の好調で、市民が貯蓄を普通預金に変えることがさらに増え、預貯金資金の移転が顕著だ。4月末、上海市民の預貯金残高は9492.19億元となり、年頭より38.06億元増加し、同期比の成長額より670.85億元少ない。

 

物価は徐々に若干上がった。1〜4月で、上海市の物価は1.6%上がり、伸び率が同期比0.5ポイント高くなった。そのうち、消費品の物価は2%上がり、サービスプロジェクトが0.5%上昇した。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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