上海社会科学院が主催した「東アジア多国間協力と中日関係」国際シンポジウムが２８日、上海で開かれた。日本からの大学教授、機関研究者と上海社会科学院、大学、研究所の専門家ら３０人以上が、シンポジウムに出席した。

　シンポジウムの主要な議題は、「中日関係と東アジアの多国間安全協力」であり、このテーマをめぐって、朝鮮の核問題などの地域的なホットな問題が、討議の焦点となっている。それ以外に、各専門家はまた、安倍首相の中国訪問の中日関係の発展促進に対する重要な意義について深く突っ込んだ討議を行った。会議参加者は、今回の会議は「多元的な視点から多国間の協力問題を討論した」「率直で密度の濃い」討論会だと見ている。

（編集：高冠毅）