固定資産投資のコントロールを強化し、新規プロジェクトの整理を確実に実行することは、国家マクロ調整政策の実行を貫く重要な措置である。『国務院弁公庁は改革委員会などの部門が、固定資産投資調整を強化し、新規プロジェクトを厳しくコントロールすることについての意見転送通知』と、国家発展改革委員会など五つの部門が『新規プロジェクト整理についての指導意見通知』の要求により、上海市委員会、上海市政府は、「意見」を重視し、周到に配置し、責任を明確にし、実行を確実にした。新規プロジェクトの整理は、時期と要求によって、段階的な成果を上げた。

上海市発展改革委員会、上海市経済委員会、上海市外資委員会、上海市建設交通委員会、上海市不動産資源局、上海市環境保護局、上海市企画局、上海市安全監督局、上海銀行監督局、上海市統計局、人民銀行上海本部などの部門は共同で、「上海市新規プロジェクト整理活動グループ」を設立し、動員部署、整理して自分で調べ、再審・抽出調査、まとめて分析という四つの段階に従って、産業政策、プロジェクト審査、土地審査、循環審査、ローン政策、安全生産など六つの面について、基準と要求に合致するかを真面目に対照し、上海市の今年上半期の新規プロジェクトに対し、総投資額が１億元以上で鋼鉄、電気分解アルミニウム、カーバイド、鉄合金、コークス、自動車、セメント、電力、紡織業界で総投資額３０００万元以上のプロジェクトについて、重点的かつ全面的に自己調査を行い、資料書類を一つひとつ作り、重点分野、重点プロジェクトを実地抽出調査、現場再審した。

今年になって、上海は国家マクロ調整政策を積極的に実行し、経済運営は安定的に成長し、構造が優良化し、効率が高くなり、協調が強くなる好調な趨勢を見せている。１〜８月、上海は総生産６４９４億元を実現し、１２．４％アップした。固定資産投資は安定的に成長し、投資額２５００億元を達成し、９．５％増加しており、投資規模の維持と経済社会発展が協調的になっている。全体から言えば、上海固定資産投資は、国家産業政策と上海の産業発展方向に合致し、新規プロジェクトの管理と運営全体状況は好調である。今回の整理活動で見つかった個別の着工要求に合わないプロジェクトに対しは、関係部門が関連法律・法規に従って厳しく処理している。

上海は「第十一次五カ年計画」の全体配置に従って、「保護もあれば、抑制もあるし、実情によって対処し、種類によって、指導する」という原則に続けて従い、万博の準備をめぐって、インフラ建設投資を確保する。「二つの優先」をめぐって、重点産業投資を確保する。バランスのとれた社会の構築をめぐって、新近郊、新農村と社会事業投資を確保する。同時に、重点プロジェクトの推進プロセスで、国家の法律?法規、政策規定と各種建設プロセスを厳しく執行し、国家マクロ調整の政策措置の誠実な実行を確保する。

（編集：曹　俊）

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