上海協力機構の誕生地として、上海と上海協力機構の各メンバー国の間の協力は、良好な発展の勢いを見せている。統計によると、2005年、上海とロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタンとウズベキスタンなどの国との輸出入貿易額は11億ドル近くに達した。総額は多くなかったものの、増加速度が速く、特に上海とロシア、カザフスタンの貿易額は速い増加速度を維持している。上海とロシアの貿易を例にすると、2005年、上海とロシアの貿易額は9.69億ドルで、前年同期より12%増加し、そのうち、上海の輸出額は4.64億ドルで、前年同期比53%増となった。
一方、ここ数年、上海と上海協力機構のメンバー国との文化交流も絶えず強化されている。2003年からこれまで、56のロシア文化芸術団体が上海で交流と公演を行った。中国・ロシアが互いに「国家年」を催す重要な活動として、今年4月、上海で「サンクトペテルブルグウィーク」という活動が円滑に開催された。2004年、カザフスタンアルマアタ市は、上海で首尾よく「アルマアタ文化ウィーク」を開催し、この交流活動の継続として、上海は2005年8月にアルマアタ市で「上海ウィーク」も催した。その他、上海協力機構を構成するメンバー国は、上海国際映画祭、上海アジア音楽祭などの文化プロジェクトと複数のポーツ試合でも良好な交流を行ったという。
(編集:高冠毅)
|