上海税関の貿易航空便貨物が中国の航空便貿易貨物総量に占める割合は今年 2 月に 60 ％を突破した。国際空港協会がこのほど発表した世界空港の国際貨物取扱量のランキングによると、 2005 年浦東国際空港は年間 160 万トンで第 7 位を占めた。

　 上海税関 3 月 27 日の統計発表によると、今年 1-2 月、上海税関での空輸の貿易貨物の取扱量は 37 万トンを超えた。うち、輸入は 7 万トン、輸出は 30 万トンあまりで、前年同期比それぞれ 27.9 ％と 13.6 ％増となった。

　 上海空港の輸出入貨物の高度成長の理由は、長江デルタ地域の国際航空貨物業務の需要が大幅に増えた。近年、上海市とその周辺地域には半導体、光ファイブ通信、ノートブック式パソコン、携帯電話などのＩＴ製造業の集積ができて、電子情報製造業の年間成長幅は平均 30 ％以上、ＩＴ製造業は航空運輸への需要はますます大きくなっている。浦東国際空港の整備目標もハブ空港を目指している。

 2005 年国際空港の輸出入貨物の取扱量のランキング（トップ 10 位）

　１．香港　　　　　　　　　　　　 340.2 万トン

　２．仁川　　　　　　　　　　　　 210.3 万トン 　

　３．アンカレッジ　　　　　　　　 200.4 万トン 　

　４．フランクフルト　　　　　　　 180.5 万トン 　

　５．シンガポール　　　　　　　 180.6 万トン

　６．台北　　　　　　　　　　　　 　170.7 万トン

　７．上海浦東　　　　　　　　　　 160.8 万トン

　８．アムステルダム　　　　　　 140.9 万トン

　９．マイアミ　　　　　　　　　　 　140.10 万トン

　１０、ロンドン　　　　　　　　　　 130.3 万トン 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　 （編集： ＳＤＪ ）