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上海 2005年の医療業務数が10年来の最高
2006 -2 - 2 12:40

 2005年、上海市の医療業務数は10年来の最高となった。上海市衛生局がこのほど明らかにしたところによると、2005年、全市の各病院で受け付けた外来患者と急診患者は約1億人、退院患者は約160万人、入院して手術を受けた患者は約50万人で、前年より20%、18.8%、15%アップした。市民の各健康指標は引き続き先進国(地域)のレベルを保っているという。

 統計によると、「上海市公共衛生システム建設3カ年行動計画」に組み入れられた169件のプロジェクトのうち、154件はすで完成した。5カ所の市クラス病院の伝染病棟、20カ所の市クラス病院の伝染病専用外来診療、心臓、脳の外傷、火傷など六つの市クラス専科救急センターは基本的に作り上げられた。公共衛生システムは、2005年の鳥インフルエンザなどの重大な疫病の予防・治療で大きな役割を果たした。2005年、上海ではSARS(新型肺炎)、高病原性鳥インフルエンザの人への感染などの疫病が出ておらず、各種伝染病の発病率は引き続き歴史的に見て低いレベルを維持していたという。

 「上海市公共衛生システム建設3カ年行動計画」が全面的に推進された。全市の2600カ所以上の住民委員会は、健康問い合わせサービス所を設立し、カバー率は90.5%に達し、1.5万人以上の健康促進ボランティアは各コミュニティーに及んでいる。2005年年末に、上海市政府に「実事求是」プロジェクトにされた最後の24カ所の近郊地区にあるコミュニティー衛生サービスセンターの標準化建設を終了した。これまでに、投資総額14.3億元のコミュニティー衛生サービスネットは作り上げられ、227カ所のコミュニティー衛生サービスセンターは、市民が15分歩けば医者にかかれるという夢を実現させ、「軽い病気ならばコミュニティーに、重い病気ならば病院に」という合理的な医者診療構成になっている。

 2005年、上海市の各クラス病院は、患者の医者診療に便宜を図る措置3000件以上を実施した。完成した400件以上の医療サービス革新プロジェクトは、上海市衛生局が主催した「衛生システム精神文明革新賞」という選出活動に参加し、多くの市民の好評を博していた。

(編集:高冠毅) 

 
 
 

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