紅房子、王品台塑、西堤ステーキなど、淮海路から錦江迪生、さらに中環広場までの短い500メートルに、各種、ステーキを主とする西洋料理のレストランが約10店ある。
上海市料理協会西洋料理専門委員会によると、百数年の歴史にわたる上海の西洋料理レストランは改革開放前の10店から現在の約1200店に増加した。上海には、世界30数カ国料理のレストランがある。イタリア、フランスなどの欧米、日本、韓国、東南アジア以外にも、アルゼンチン、トルコ、インドネシア、インド、ギリシア、ハンガリー、ポルトガル、ブラジル、メキシコなどの料理が揃った。
上海レストラン業の歴史は百年前に遡ることができ、1881年から清代末、民国初期まで、藩料理または大料理と言われた西洋料理は上海で一定の市場があった。1918年出版された『上海ガイド』に掲載されている上海西洋料理レストラン数は35店だった。20世紀80年代後半から、西洋料理業が上海で復興した。現在、大部分の四つ星以上のホテルが西洋料理レストランを開設している他、衡山路、新天地、バンドを代表とする特色西洋料理、KFC、マクドナルドを始めとする西洋料理、STARBUCKS、上島を代表とするカフェ、各種パブ、クラブ、会所は上海のいたるところにある。
上海市料理協会の責任者によると、2010年万博が上海で開催されることは、上海の西洋料理業により大きな発展の余地を提供した。現在、上海市西洋料理の高級人材が非常に足りないという。外国語がわかるシェフと中国消費者の口に合う西洋料理を改善、革新できる人材である。これは上海のキャリア育成のチャンスでもある。
(編集:曹 俊)
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