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耳と口が不自由な人がショートメッセージで通報
2005 -12 - 31 16:57

 来年1月10日午前0時から、上海市の公安部門は耳と口が不自由な人がショートメッセージで通報できるプラットフォームのサービスを提供する。もし緊急な情況に出合った時、携帯電話でショート・メッセージを発送する方式で、通報することができる。この警察による耳と口が不自由な人専門の特殊な通報サービスは、これまで、上海市の17万の耳と口が不自由な人の中で徐々に紹介されている。  

 技術的な問題のため、携帯電話のショート・メッセージは、遅れたり、情報がなくなる可能性も存在している。これまで、市民からの通報のショートメッセージは、確実に迅速に受け取ることが確保できないため、普通の市民の場合は、緊急な情況で通報する場合の第一の選択方式は、やはり110警察通報用電話をかけることである。  

 公安部門は、耳と口が不自由な人がショートメッセージが通報する場合は、必ず時間、場所、基本的な情況の三つの要素に注意し、警察が即座に有効な情報を得ることができるようにしてほしいと指摘している。

 ショートメッセージで通報するプラットフォーは、効果的に耳と口が不自由な人が通報しにくい問題を解決することができ、福建、河南、浙江などのいくつか都市はすでに110番ショートメッセージ通報サービスを開設している。今年1月、上海鉄道公安局は全国の鉄道で初めての携帯電話のショート・メッセージ通報システムを開設した際、旅客が春運期間に車内で人身の安全が侵害される時、直ちにショートメッセージの「音声がない」通報ができるようにした。  

 30日、一部の耳と口が不自由な市民を訪問したとき、この通報方式に対して歓迎している市民が大部分で、同時に新しい問題を心配している市民もいる。母親が耳と口が不自由な劉さんは、公安部門がこのサービスを始めることはとても良いが、銀行のクレジットカードで消費した後のショットメッセージのヒントのように、大胆で無謀な犯罪者に利用される可能性があるかもしれないという。市民の戚女史は、ショートメッセージでの通報は、電話で通報するより、さらに真偽を見分けにくく、もしわざと偽情報を発信して通報すれば、警察力が分散する可能性もあるという。

 

(編集:沈偉麗) 

 
 
 

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