『２００６年国際貨物輸送協会連合会（FIATA＝International Federation of Forwarding Agents' Associations）年次総会』が２００６年９月に上海で開かれ、世界１００の国と地域の大型物流企業の幹部及びFIATA本部、国連、EUなどの職員が会議に出席する。２００６FIATA年次総会第１回組織委員会活動会議が、２９日上海で開かれ、商務部副部長の高虎城氏、上海市副市長の周禹鵬氏が会議に出席した。

　２００６年に上海で開催される年次総会は、全体会議と１０回以上の専門会議とフォーラムが含まれ、議題は航空運送会議、地域的な会議、PR活動、税関、危険品、法律、複合一貫輸送、職業育成訓練など多くの内容に及んでいる。年次総会期間中、商務部と上海市政府は「２００６上海国際物流トップフォーラム」を共催し、上海万博グループ会社は「上海国際物流展」を催し、全面的に国際的な物流業の最新技術と発展の方向を展示することになっているという。

　現在、２００６FIATA年次総会の各種準備活動が緊張しつつ秩序良く展開されており、会議のウェブサイトwww.fiata2006.org.cn も試験運用が始まった。

　 FIATAは１９２６年に設立され、国際的な輸送業における最大の非政府かつ非営利の国際的な組織であり、９７の国家クラスのメンバーと５０００人の個人メンバーが参加、世界１４４の国と地域の４万社以上の貨物輸送代理会社と１０００万人以上の従業員を代表している。毎年９月に、FIATAは、世界の異なる都市で国際的な代表大会を開き、これまで７９回を開催したという。

（編集：高冠毅）