知識で経済を推し進め、上海の増加スピードは世界１位！イギリスの著名なコンサルティング機構であるRobert Huggins協会が、このほど発表した最新の『２００５世界知識競争力報告』によると、入選した１２５地域のうち、上海は４０．２点の総得点で１１２位になり、前年より７位上昇し、全ての発展途上国?地域の１位になり、さらに中東ヨーロッパの一部地域及びソウル、ウルサンと香港などの新興工業化地域を上回ったことが分った。

２００４年同じ評価基準で、上海の知識競争力の得点は１７．５点しかなかったが、１年間という短期間で、上海はこの成績を２２．７点アップさせ、１２９．７％上昇し、増加スピードは１位で、全世界で知識経済が成長する最速の都市になっている。世界的に著名な知識競争力研究専門家のRobert Huggins氏は『報告』の中で、上海は、知識の集中的な経済を作る面で「表現が最も良い」成長している地域であると指摘した。

２００２年から、Robert Huggins協会は、「強さ」（経済実力の強さ）あるいは「速さ」（経済成長の速さ）という原則に基づき、全世界における主要な都市（圏）を評価対象にし、これらの地域の知識競争力指数を測定し、さらにランキングを決めている。年に１回の『報告』も、世界各地域の知識経済発展を評価する風向計となっている。

（編集：高冠毅）