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供給がニーズを上回る   クリスマス・ツリーは安値で販売
2005 -12 - 25 13:33

24日はクリスマス?イブで、上海市でも祝日の雰囲気がますます濃くなると同時に、憂鬱な気分でクリスマス商品を販売する商店がある。今年のクリスマスの商品のニーズは上昇の勢いであるため、商店は市場の消費能力を過大に見積もって、大量に購入したため、売れない商品が多い。特にクリスマス・ツリーは、22日に正札より低い価格で売ることもあった。

 

 「もしこの2日間で、買う客が少なければ、来年に売るしかない」と、上海城隍廟福祐路の日用雑貨の市場で、商店主は残念そうに言う。今年はクリスマス関連商品の販売が比較的早く始まり、上海の多くの商品卸売市場の中で、クリスマス?ツリー、クリスマスの服装、クリスマスのおもちゃ、クリスマスの装飾品など一応の商品は揃っている。特に1メートルぐらいの高さのクリスマス・ツリーは、ほとんどすべての屋台が数本揃えている。「以前は、クリスマスもそんなに賑やかではなかったが、今は外資系企業がだんだん多くなり、若い人はますますファッション的になって、クリスマスの祝日の間、小さなパーティーを開く会社も多くなり、クリスマスの雰囲気を楽しむために、クリスマス・ツリーを飾る必要が出てきた。だから、みんなはこのビジネスチャンスを狙って、大量に仕入れた。しかし今、クリスマス商品の販売のかきいれどきはもうすぐ終わる。残った商品は売りにくく、特にクリスマス・ツリーは、売れないと保存しておかなければならない。うまく保存できなければ、ぼろぼろになる。明日を過ぎると、来年まで待たなければならないからだ」。このため、多くの商店は次から次へと安価に走り、クリスマス・ツリーを安く売り、以前は100元から500元までのクリスマス・ツリーが、22日には最低30元で買うことができた。

 

 商業専門家によると、祝日に一家団らんを強調する中国の伝統が、遊びを楽しむ多くの青年にとって、かえって負担になっている。一方、西欧の祝日は、はしゃぐ雰囲気のあるものが大部分で、若い人はまたある程度の消費能力を持つてきたため、クリスマスの消費が年々ブームになっている。しかしこれは成長の過程が必要であって、クリスマスの消費がブームになっても、商店に予測する程度までには及ばず、供給がニーズを上回るのも当たり前のことだ。

(編集:沈偉麗)

 
 
 

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