上海交通大学医学院付属上海児童医学センターは29日、めずらしい超軽量の三つ子新生児を受け入れた。出産予定日を4カ月繰り上げて生まれた三つ子の体重は、それぞれ855グラム、840グラム、900グラムしかなく、三人合わせた体重も2600グラムに足らず、上海の体重不足新生児の新記録を更新したという。
三つ子のお母さんが妊娠して22週目に、前兆的流産が現れ、2週間後に発熱し始め、白血球数が明らかに増えており、胎児感染を免れるため、帝王切開出産手術を実施することになったという。
正常な妊娠期は40週間であり、37週間に足らないのは早産と呼ばれているが、母親の妊娠期間は、一般人の5分の3しかなかった。正常に生まれた赤ちゃんの体重は2500グラムに達するとされ、1500グラムを下回る場合は体重不足の嬰児とされている。三つ子の体重は、いずれも正常な嬰児の約3分の1だけだった。
積極的な治療・緊急措置を経て、現在、三つ子はすでに最も危険な早産児呼吸困難の段階を乗り越えたが、今後数ヵ月うちに、また感染問題、栄養問題、脳の出血など長期的な後遺症に直面していなければならない。医師によると、現在の情況から見ると、三つ子は正常な体重基準に達する可能性があるという。
(編集;高冠毅 写真:東方ネット)
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