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上海経済が引き続き上昇
2005 -11 - 26 17:15

 上海市統計局が25日公表した最新データによると、10月、上海市の経済運営は引き続き下半期になって以来の上昇傾向を続けており、主要な経済指標の運営情況は良好だったが、市場の需要、生産コストなどの要素の二重の影響を受け、工業企業、特に六つの重点的に発展する業界の利益は持続的に下落していたという。

 工業生産の増加スピードは引き続き上昇し、自動車製造業の生産情況はいっそう好転してきた。10月、上海市の工業生産の増加額は337.94億元となり、前年同期より15.5%アップし、増加率は先月と同じレベルだった。工業生産総額は1303.19億元で、前年同期より14.2%アップした。そのうち、自動車製造業の生産額増加率は59.9%となり、4ヵ月連続して増加していた。今年1月から10月まで、上海市は累計で3304.74億元の工業増加額を実現し、12.4%増加し、増加率は上半期より0.9%アップした。また、12509.72億元の工業生産総額を実現し、13.7%増加し、増加率は上半期より1.5%アップしたという。

 固定資産の投資額は適度に成長し、第三次産業への投資額は増大した。今年1月から10月にかけて、上海市の全社会固定資産投資総額は2980.99億元となり、前年同期より15.2%アップした。経済の類型から見ると、国有経済の投資は22.2%アップし、非国有株式制経済の投資は27.5%アップし、香港・マカオ・台湾の外国資本による投資は16.2%ダウンした。業界から見ると、工業投資の力は明らかに弱まり、2.6%アップでしかない。第三次産業の投資は増大し、21.7%アップしたという。

 経済運営の中で注目される問題は、前3四半期、上海市工業企業の利益は持続的に下落し、利益総額は683.16億元となり、前年同期より14.4%少なかった。六つの重点的に発展する業界の利益総額は435.26億元で、前年同期より20.2%ダウンしたが、前年同期に42.8%の利益総額の増加率となったという。

(編集:高冠毅) 

 
 
 

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