2005 年より、上海市の電子ゴミの廃棄はピーク期間に入り、今年の電子ゴミの廃棄量は 2.7
万トンになる見込み。上海市環境保護局のある責任者は、これらの電子廃棄物に専門の処理を施すと、 24.3 トンの金を掘り出す計算ができると指摘した。
中国はいま、電子製品廃棄のピークの時期に入った。関係機関の予測によると、 2010 年になると、上海市だけの電子廃棄物の総量は年間 4.6
万トンに上る。これらの電子廃棄物を安全且つ環境保全的に処理できるのは、環境にとって最も影響が大きい。これらの電子廃棄物が闇市場と地下工場に流出されれば、回収率が低いだけじゃなく、処理用の酸液、燃やすに発生する有害ガス及び人体と環境に有害有毒の金属や材料は地下水、土壌、大気、人体に厳重な汚染を与える恐れがある。
このほど、上海市第一号の電子廃棄物専門処理工場――偉翔環保科技発展(上海)有限公司は正式に操業し始めた。同工場は年間 1
万トンの電子廃棄物を処理する能力がある。さらに、上海のその周辺地域にいつくの電子廃棄物の専門処理工場は次々を設立されている。いま、キャノン、リコー、ノキア、松下、フィリップなど数十社は偉翔公司と委託処理の契約を結んだ。
関係情報によると、国家情報産業部は関係の管理規制を編制して、電子商品の安全使用期限を明記し、期限超過のものを強制的に回収して処理すると要求する。要求される品目は冷蔵庫、洗濯機、空調、テレビなどを含めて10大類100品種あまりの電子商品に及ぶ。また、中国の《廃棄家庭用電器回収利用管理弁法》も年内に発表される予定で、「生産者責任制度」を実行する。
(編集: SDJ )
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