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上海 65歳以上の痴呆症患者の受診率、20%以下
2005 -9 - 22 13:38

 21日は、世界老人性痴呆症の日で、今年のテーマは「痴呆症に関心を寄せ、一刻も猶予できない」である。復旦大学付属華山病院のサンプリング調査によると、上海市の65歳以上の老人性痴呆症患者の発病率は4.6%に達していたが、受診率は20%以下だったことが分かった。

 老人性痴呆症患者の平均的な生存期間は5.5年であり、痴呆症は老人の生命を脅かす最も大きな原因とされている。華山病院副院長、神経内科主任の洪震教授は、記憶力が弱くなって、かつて掌握した技能などが突然喪失してしまうといった、ちょっとした変化こそ、老人性痴呆症の兆しではないかと解釈している。老人性痴呆症を予防し、社会の負担を減らすため、専門家は、全市のコミュニティーに分布している老人活動センターを十分に利用し、トランプをしたり、草花などを植えたりすることで、身体と頭を鍛えることが、老人性痴呆症の発病を効果的に予防することができると、老人達にアドバイスしている。

(編集:高冠毅) 

 
 
 

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