5日開かれた上海市食品安全連合会議が明らかにしたところによると、9月から、ワイン、茶、コーヒーなど新しい13種類の食品は、全面的に食品の品質安全を確保するための市場進出許可システムに組み入れられ、市民は、これらの13種類の食品を選ぶ時に、「QS」標識を見定めることが必要となる。これまで、米、麺、肉製品などを含む28種類の食品は、すでに全部食品の品質安全を確保するための市場進出許可システムに組み入れられたという。
今回、新たに実施された市場進出許可制度の13種類の食品は、菓子製品、茶、ワイン及び果実酒、ビール、醸造酒、味噌漬、砂糖漬、煎りもの、卵製品、カカオ製品、焙煎コーヒー、水産加工品、澱粉と澱粉製品が含まれる。ワイン及び果実酒、ビール以外に、残りの11種類の食品、および小麦粉、米、食用植物油製品は、いずれも省クラスの品質技術監督部門が食品生産許可証の発給に責任を負うことになる。今回の措置は省クラスの局が初めて、食品生産許可証の発給に責任を負うものである。
上海市品質監督管理局によると、2005年8月31日までに、上海市で、計550社、15種類の食品生産企業は、603枚の食品生産許可証を獲得したという。
(編集:高冠毅)
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