上海市市政局は30日、正式に世界最大のトンネル橋の結合工事―――上海長江のトンネル橋工事プロジェクトの経営権を、上海長江トンネル橋建設発展有限会社に移管した。関心が高いプロジェクトは、完全に市場化方式による建設・運営ということになる。
建設中の上海長江トンネル橋(崇明越江通路)工事は、浦東の5番溝から、近郊地区の高架環線と結び、長興島を通じて崇明島の陳家鎮に行き、陳海道路と連接するという、距離約25.5キロメートルのもので、「南がトンネル、北が橋」という形で長江を越える。署名されたプロジェクトの経営権契約によって、上海長江トンネル橋会社はプロジェクトの建設、管理と運営に責任を負い、一定の年限の後に、上海長江トンネルと上海長江大橋を市政府に返還する。
長江トンネル橋工事の総投資額は約126億元で、市の都市建設投資開発総会社と市道路建設総公司からそれぞれ30億元、20億元を投資し、銀行団からの貸付額が76.16億元(6075万ドルを含み)となる。30日、中国工商銀行と国家開発銀行からなる銀行団は正式に上海長江トンネル橋会社と貸付合意に署名し、上海長江トンネル橋工事の融資が整った。副市長の楊雄氏は調印式に出席して発言した。
(編集:董晨悦)
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