28日、黄浦江松浦大橋の取水口近くの水域に突然油汚染が現れ、直接上海中心部の70%の飲料水を脅かした。幸いなことにすぐに発見され、応急措置を取って原水の品質は汚染されなかった。現在、港監督部門が汚染を引き起こした船を捜している。
上海都市水務事業部の責任者によると、取水口近くの油汚染に気づいたのは同日午前8時ごろで、油汚染は引き潮に乗って上流から流されてきた。油汚染はすでに松浦原水所が川の中心に設けた取水口に迫っていた。同原水所の生産力は1日当たり500万トンに達し、上海における最大の原水供給地であるだけでなく、中心部の70%の飲料水もここから取水されている。幸いなことに、汚染がすぐに発見され、しかも程度が軽かったので、応急措置を取って油汚染は取水口に入らなかった。
応急措置は、まず水務局、港監督部門と浄水所に緊急事件を知らせ、中心にある取水口に人を派遣し、油取り毛布、油取り織物などを使って水面の油汚染を取り除いたという。なお、取水口近くにはもともと固定オイルフェンスが設置され、普通の油汚染は原水に影響を与えない。
(編集:劉瑩ショ)
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