上海市の人材レベルアップのための「万人海外人材集中プロジェクト」に新しい動きが出てきた。２５日、上海市人事局は初めて、浦東商城路６６０号楽凱大廈で「上海市海外留学人材専門求人会」を開く。

科学教育で市を興し、人材で上海市の実力を増加させ、海外の優秀人材をさらに導入するために、上海市委員会、上海市政府は２００３年から、「万人海外留学人材集中プロジェクト」を組織・展開してきた。これまで、同プロジェクトは海外留学人材を７０００人ほど導入し、上海市各クラスの党政機関、大学、科学研究院・所、医療機構、国有大中型企業、金融機構など就職させ、そのうち、大部分が各機構の重要な職位の人材になった。

最新統計によると、ここ数年、上海市は海外優秀人材の導入を積極的に展開し、豊かな成果をあげた。上海に勤務、創業した海外留学生は５・６万人となり、企業３０００数社を創設し、投資額は４・３億ドルを超えた。海外から帰国した留学生のうち、上海科学院、工程院院士になったのは８４人で、国家「９７３」科学研究プロジェクトの首席科学家は３１人いる。これらのハイレベルの優秀人材は、優れた才能と勤勉さで上海の建設発展に突出した貢献をした。

今年、上海市の現代化した国際大都市の建設が相次いで推進され、対外ハイレベル人材への大量のニーズに伴い、「万人海外留学人材集中プロジェクト」への要求もさらに強まった。このため、上海市人事局、上海海外人材サービスセンターと上海市「万人海外留学人材集中プロジェクト」弁公室は、初めて「海外留学人材専門求人会」を開き、一般向けの求人方式で、金融、IT、製造、医薬、不動産、消費品など業界の多国籍企業と大型内外資企業を集めて、より多くの海外留学人材を上海に導入することになった。求人会は人材情報登録、海外人材政策諮問など「ワンストップ」サービスを提供する。同時に、より多くの海外人材が、必要な機構と海外留学経験者が現場で交流することを歓迎する。

（編集：曹　俊）