復旦大学の生命科学学院の本科生と大学院生が特別教授――1989年のノーベルの化学賞受賞者シドニー?アルトマン教授を迎える。アルトマン教授は今後、復旦大学で年20時間の講義をする。 　

 ８日午後、復旦大学の王生洪学長はアルトマン教授に招聘状を渡し、名誉教授を授与した。かつて招聘されたノーベル賞受賞者と違い、アルトマン教授は復旦大学の本科生と大学院生に生物学の最前線の動きについて、シリーズの特別講座を開設する。この講座は長期的、シリーズ的な講座であり、しかも毎年少なくとも１回、大学で学術講演をし、毎回約15-20日間、平均20時間以上の授業となる。 　　

 １０日から、アルトマン教授は、復旦大学の学生のために「RNA研究の歴史、現状と未来」をテーマとするシリーズ講座を行う。 　　

 アルトマン教授は主にRNAについての研究に従事して、国際的に高い評価を受ける科学者である。1989年のノーベルの化学賞を受賞し、1985年〜1989年、アメリカのエール大学文理学院の院長を歴任、現在は米国の科学学院の院士で、いくつかの先端的な国際雑誌の編集委員などの職務を担当している。

(編集：沈偉麗）