新華社北京発

　招商証券は５月２０日から５月２６日まで、「基金宝」２期を発行する予定だ。 　

　この数年、証券会社ＦＯＦは市場で注目されている。こうした商品は普通、銀行や証券会社が発行し、機関が専門者としての強みを生かして投信に投資し、２回目の選択を行うものだ。簡単な投信投資と比べ、リスクが下がり、しかも、比率が柔軟に決められ、一部投資家の中で人気が高い。 　招商証券の資産運用担当者によると、「基金宝」２期は主としてオープンエンド型投信とクローズエンド型投信への投資により、投資組み合わせの低リスク、十分な流動性を保つ上で、集合計画資産の安全を保証し、資産価値の安定的な増大を求めるものだ。統計では、２００９年から、同商品の正味金額伸び率が２５％を超え、ＦＯＦ商品の中で上位に入るという。 　

　アナリストによると、年初来、株式市場は持ち直し、権益部門の投資利回りは向上し、株偏重型投信はよく売れ、新規投信は５００億元を超え、しかも、このほどは高い建玉残高を保っており、今後の市況に対する信頼感を示している。しかし、２００９年の投資業績二極化は深刻で、投資家操作は困難になる。今後の市況がまだ不透明な中で、ＦＯＦはたぶん投資家の理想的な選択肢の一つとなるだろうという。