昨年第4四半期以降、中国政府は3000億元を3回に分けて投入し、投資規模の拡大、経済成長のけん引に充ててきたが、第1四半期の状況をみると、投資拡大政策の経済けん引作用はすでに現れ始めている。新華社が伝えた。
第1四半期の固定資産投資は前年同期比28?8%増で、伸び率は昨年同期と第4四半期よりそれぞれ4・2、6・4ポイント高くなった。新規着工プロジェクトの計画総投資額は前年同期より87・7%伸び、伸び率は昨年同期より92・1ポイント高くなった。
同時に、建設機械、建材、機械・電気装置など、投資との連関度が高い業種の生産は好転している。3月の一定規模以上の工業の生産額(付加価値ベース)の伸び率は1、2月より4・5ポイント高くなった。経済の行方をうらなう重要な先行指数である4月の製造業購買担当者指数は53・5%で、5カ月連続して上昇した。
(編集:章坤良)
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