新華社発
自主知的財産権のある中国初のリージョナルジェット機ARJ21−700はこれまで6回の試験飛行に成功した。中国商用飛行機有限責任公司傘下の上海飛行機製造厰試験飛行ステーションは3日伝えた。
ARJ21飛行機試験飛行任務を担う上海飛行機製造厰試験飛行ステーション機務班組班組長の夏恒翔氏は昨年末就航に成功してから今年6回にわたり低空飛行試験を行った。前回の4月28日に継いで5月8日に次回の実験を行う予定だ。
2009年はARJ21リージョナルジェット機プロジェクトの試験飛行年で、試験飛行機4機は離着陸実験飛行を行う。うち3機は閻良でデバッグ試験飛行を完成する予定だ。頻度の高い実験飛行を経て、2010年就航適格許可書を取得、正式に商業運営を始める見込み。
2009年上海市工人先鋒号集団に輝いた上海飛行機製造厰試験飛行ステーション機務班組は試験飛行を急いだ。事前機務準備段階では飛行機メンテナンスを行い、飛行機の状態、気象情況をチェックする。直接準備段階では飛行科目動作を確定、飛行場所、時間帯、空域を確認する。飛行実施段階では飛行試験室内に地面監視制御と機能試験を行う。内訳で飛行機機能、機内設備パラメーターへのチェック、テスト・パイロットとの連絡保持などが含まれる。飛行後の評価段階。4つの段階が含まれる。
夏恒翔氏は「試験飛行は任務が重く、時間が緊迫で、36人のメンバーが高強度の作業を続ける。高水準を保証、進度を速め、分秒を争う」としている。
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