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上海の五つ星ホテルの販売情況は予想に及ばず 今年の「クリスマスディナー」は、とても不振
2008 -12 - 24 16:49

  例年、勢いがすさまじい「クリスマスディナー」の広告が、今年はもう見えない。今晩は「クリスマスイブ」であるが、上海の多くの五つ星ホテルの「クリスマスディナー」の販売情況が予想の半分にも及ばず、ある400−500人を収容できるホールのチケットは十分の一が売れただけである。業界関係者は、今年の「クリスマスディナー」の販売情況がとても不振で、もちろん国際金融危機の影響もあるが、肝心なのは、「クリスマスハイ消費」の盲従がもう少なくなったためと分析した。               

  今年の「クリスマスディナー」の最も明らかな特徴は、多くのホテルが宴会ホールで「豪華宴会」をやる勇気がないことである。ザ ポートマン リッツ カールトン・ホテル広報部の兪芸佳氏によると、現在、ホテルは80人を収容できるイタリアレストランと200人近く収容できるバイキングレストランでディナーをやって、以前のような大規模なホールで「クリスマス宴会」を行うことは、今年はリスクがある。その上、JWマリオット・ホテル、シェラトン・ホテル、ジンジャン・タワーホテルなども、すべてより小さい規模のレストランで行い、ガーデンホテルも宴会ホールで行なうと予定したが、結局、販売情況があまりよくない。ただ浦東シャングリラ・ホテルは、齊秦の公演で割に売れ行きが良くなった。そして、例年の「クリスマスディナー」は高価格の賞品につれて、現在、賞品もレベルダウンし、以前の車・液晶テレビ・豪華なプラチナ装飾品などの賞品は、今年は見えない。「クリスマスディナー」は、もうそのようなブームになることがないという。             

  例年と違うのは、今年は「クリスマスディナー」の出前が流行し始めていることだ。今年、PwCアドバイザリー、メルセデス・ベンツ、ディアジオ モエ ヘネシーなどの会社の歳末の食事会活動は、まだ時間通りに行われるが、今年はすべて自分で指定する室外緑地あるいは会社内で行い、多くの支出を節約できた。関係者は、今年は多くの多国籍投資企業あるいはラグジュアリーブランドは、すべて予算を減らして、できるだけ節約して、「クリスマスディナー」の出前が流行し始めたのだという。

(編集:毛玉潔) 

 
 
 

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