上海市政治協商会議が28日、20人以上の政協委員を組織して、浦東で総合改革の視察を行った。浦東新区発改委副主任の顧雲豪氏は、現在まで、浦東に進出した金融機関は539社に達し、陸家嘴金融貿易区は、すでに国内で金融機関が最も集中し、金融的要素が完備した地区の一つになったと紹介した。
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金融商品を革新して、金融市場システムを完備させる。金融取引所が浦東に進出し、銀行間の外為市場は市の商業制度を推進し、中国人民銀行が正式に、上海の銀行間におけるコール利率SHIBORを推進した。
A 金融機関の集合水準の向上に着手した。全国で2社の通貨管理会社が相次いで浦東に進出し、全国初の信託登記機関・上海信託センターが浦東で創設された。
B
金融業の対外開放をリードする。華安基金管理会社が、国内初の基金会社をQDII基金モデルに批准し、国家外貨管理局は上海で個人外貨両替業務のモデルを批准した。
C
金融エコ環境の優位性を引き続き強化した。金融人材の集中政策と金融法制環境建設を強化した。陸家嘴金融貿易区は、国内の金融機関が最も集中し、金融的要素が完備した地区の一つとなる。浦東金融核心機能エリア発展「第十一次五カ年計画」によって、2010年までに金融機関の数を600社以上するよう努力する。
(編集:兪静斐)
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