新華社貴陽発　

 苦労して革新を行って特許技術を持った発明者、企業、投資家たちは特許技術を早く分かち合うことができる。中国は現在、３８の国家特許技術展示交易中心（センター）を設立しており、いま、情報が十分で、取引が活発で、秩序が良好な特許技術取引市場はひな形を整えている。

　貴陽で開かれた全国企業・事業単位知的財産権活動及び全国特許運用と産業化会議によると、現在、中国の特許技術市場が更に強化、整備されており、全国の特許技術の移転や商品化を下支えしている。２００７年末、国家知識産権局は第１回特許週間を開催し、これからも続ける。特許技術展示交易中心及び特許週間などのイベントは中国の特許市場を活発化させ、企業や発明者、投資者、特に全国の一千単位の中小企業、非職務発明者に向け、特許技術移転・商品化・マッチングの施設を整備し、特許技術の生産力化を促している。 　

　国家知識産権のケイ勝才副局長は「今年、米国サブプライムローン危機に端を発した世界的な金融危機の高進に伴い、世界経済成長率は明らかに鈍化している。ＷＴＯの３つの柱の一つとして、知的財産権の世界政治経済における位置は浮き彫りになっている」と語った。 　

　ケイ勝才副局長によると、企業の自主革新能力を底上げするために、国家知識産権局は企業の科学技術革新における知的財産権政策の指向役を強化し、知的財産権保護を強化し、企業の権益擁護コストを下げ、財産権侵害の代償を増やし、企業の知的財産権開発・運用の意欲を高める。より充実する特許取引政策を制定し、取引コストを下げ、企業の特許移転・商品化の意欲を引き出す。特許権融資などのモデルを摸索し、非職務発明者と中小企業の特許による起業を支援する。