1993年から実施となった上海市最低賃金指導制度の指導価格の変化
25 日に行われた上海市政府記者会見で、 4 月 1 日より上海市の月最低賃金は昨年の 840 元から 960 元に(上げ幅が 14.3
%)、時間給の最低基準は 7.5 元から 8 元に引き上げると発表された。今年の最低賃金の引き上げは 1993 年同制度を確立してからの 16
年間のうち最大な上げ幅となった。
近年、中国政府の民生保障政策を体現するため、各地方政府は最低賃金制度の導入、低収入層の社会保険参加の補助、などの施策を次第に導入しつつ、実施段階に入っている。上海労働と社会保障局も近く採用された一連の人民生活保障待遇基準調整の政策について検討し、その中で上海市が定めた最低賃金基準は厳守すべきであり、個人経営も同様にこの規則を守るべきであるとした。
一部の使用者が最低賃金が労働者のすべての収入との認識に対して、労働と社会保障部門はこれが間違ったと強調した。労働部門は、労働者である個人が法律に基づいた社会保険費と住宅積立金、残業代や特殊作業環境
・条件における手当・食費・交通費・住宅補助金などは、給与とは別に企業が負担すべきであると強く指摘した。
(中国上海より 編集: SDJ )
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