春に入った後、スイカの価格も徐々に値下がりしているが、種無しスイカは3月上旬時の1キログラム当たり4.5元だったところが9元にまで上昇した。
今年1月の大雪災害により、国内の各地方でスイカ生産の被害が相次ぎ、上海郊外で栽培されている大部分のスイカも被害に遭い、苗も枯死した。早期のスイカ市場を独占していた海南スイカも、大雪災害の影響を受け生産量が激減している。現在市場にあるスイカはマレーシア・ミャンマー・ベトナムなどから輸入したものであり、市場販売価格も1キログラム当たり9元という、前代未聞の価格となっている。
業界関係者によると、現在の上海郊外スイカの生産と全国スイカ生産地の生産業況を見ると、スイカの生産回復と品質の安定にはまだ1ヵ月かかるが、2週間以内にはフルーツ市場での品種が増えるにつれ、スイカ価格も比較的安値となりそうだが、依然として昨年の同時期に比べ高くなる模様である。
(実習編集:呉 恵伊)
|