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07年上海・深セン株式市場取引額、50兆元を突破
2007 -12 - 27 9:12

 新華社北京12月26日特電 (中国証券報記者 趙トウ剛)07年末まで後3営業日が残っている現在、上海と深セン株式市場の年間取引額が50兆元を突破することは定まった態勢となり、証券企業に1500億元あまりの手数料所得を生み出す。

 12月25日時点で上海と深セン株式市場のA、B株取引額は45.13兆元、ワラント取引額は4.61兆元、クローズエンディドファンド取引額は0.51兆元、累計取引額は50.25兆元。日平均1500億元前後の取引額で試算すると、07年上海と深セン両市場の取引額は50.7兆元と、史上最高を記録する。年間250営業日で推計すると、日平均取引額は2028億元と、昨年の466億元をはるかに上回る。

  今年、両市場の取引雰囲気は活発化、取引額は継続的に史上最高を塗り替えた。1月22日、上海市場取引額は初めて1000億元を突破、これを追い風に最高値が何回か刷新された。5月30日、印紙税率の調整に絡んで株式市場は乱高下、両市場の取引額は4163.37億元の新記録をつけた。  

 取引量の大幅増に恵まれ証券企業の手数料収入は急膨張。関連規定によると、目下、手数料の受取割合上限は0.3%、業界の実質受取割合は0.152%前後。したがって07年50.7兆元の取引額は1541億元あまりの手数料所得を生み出し、日平均では6億元あまり。昨年下半期以来、仲介業務の収入は大幅増、営業所得に占める割合は60%以上にのぼり、証券企業の重要な収入源となった。

 目下、証券仲介業務が大手投資家に集中するすう勢は明朗化になる。そのうち銀河、国泰君安、申万、中信などの市場占有率が比較的大きい業者は最も目立った。今年第1〜第3四半期の統計データから見て、銀河証券、国泰君安、申銀万国の株式、基金、ワラントの取引額は全国の110社の証券企業のトップ3位を占め、市場占有率はそれぞれ6.51%、6.15%と4.67%、これをもとに推計すれば、今年三者の手数料収入は100.32億元、94.77億元、71.96億元にのぼることが窺える。

 
 
 

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