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張国宝氏談、中国、造船大国から造船強国に飛躍
2007 -11 - 3 9:14
 新華社情報天津11月1日発 国家発展・改革委員会副主任の張国宝氏は1日、天津で中国船舶製造業が急成長をとげてきたものの、総体的競争力は強くなく、自主革新と資源統合が弱く、中国は造船大国から造船強国に飛躍すべきだと指摘した。

 天津で開催された「国際海運(中国)年会2007会議」で張国宝氏は中国海運の発展が船舶製造といった関連産業の高度成長をけん引し、当面、造船業は経済成長が速く、品質・効果・利益が向上し、産業技術がグレードアップを進める態勢を現わしたと指摘した。

 一方、中国造船業は労働力が豊富で、人件費が低いなどの優位性を持つ一方、中核競争力は強くない。中国独自設計の主力船舶は国際競争力を抱える世界ブランドに乏しく、ハイテク船舶は国外設計に依存し、関連産業は立ち遅れ、造船業のエネルギー・資源消費は比較的多い。

 また、同氏によると、中国は海運事業発展の重要な時期にあり、経済の高度成長、海運と造船情勢の好景気を背景に造船企業が自主革新、産業グレードアップ、省エネ・消費削減を着実にし、資源統合を強化、中国の造船大国から造船強国への飛躍を推進すべきだ。

 統計によると、06年中国造船生産高は1452万積載トン、世界市場の19%を占めた。

 

 
 
 

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