新華網によると、山東省青島にある南車四方機車車両公司(南方車両グループ)はこのほど、時速 300
kmの動力車両の開発に成功し、年内にアルミ合金製ボディの第一号国産時速 300 kmの動力付き車両(CRH、中国語:「動車組」)を正式に完成する予定。
南車四方機車車両公司が生産している高速列車
報道によると、時速 300
kmの動車組では、わが国が外国技術の導入・吸収をもとにして、南車四方社による自己開発・製造したものだ。車体は軽量化のアルミ合金材を使い、一番薄い部分がわずか
1.5 mmで、車両全体は約 7
トン、現在世界の同種類の車両の中に最も軽い動力付き車両で、優れた省エネルギーとエコ性能を有する。動車両の開発に成功を収め、南車四方社はこれから速やかに量産化に入り、
2008 年 3 月に最初の 10 両編成の高速動力付き車両を出荷する。これまで、世界中においても、独自で 300km
時速の動力付き高速列車を開発する能力を有するのは、日本、フランス、ドイツの 3 カ国に限られたのだ。
南車四方は中国の重要な高速列車産業化製造拠点だ。 2007 年 9 月末までに、同社は中国鉄道部門にのべ 57 列の時速 200
kmの動力付き車両を出荷した。
(編集: SDJ 写真:新華網)
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