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中国初の完全知的財産権あるリージョナルジェット機ARJ21、注文書71機を受注
2007 -10 - 22 8:36

  中国共産党第17期全国代表大会代表で中航商用飛行機有限公司総経理の羅栄懐氏は、中国初の完全知的財産権のあるリージョナルジェット機のARJ21はラインオフしていないとしても71機の注文書を受注したと明らかにした。

  同氏によると、ARJ21飛行機は21世紀の先進したリージョナルジェット機と呼ばれ、最先端の航空電子設備、推進・故障監視測定システムが配置される。今年12月、ARJ21は上海で組み立てとシステム据え付けを行い、08年3月就航し、09年運営開始。

  中国航空工業第一集団公司は民用飛行機設計と研究開発資源を統合してから一航商用飛行機有限公司を設立、ARJ21の責任主体と経営主体にした。羅栄懐氏によると、ARJ21プロジェクトは自主研究開発と国際協力の成果で、最終的に独自知的財産権と革新発展能力のある中国民用飛行機産業を育成するという。

 マクドネル・ダグラス80/90シリーズ飛行機生産ラインの閉鎖からエアバス社の100座席クラス旅客機の運休まで自主革新こそ民用飛行機工業を発展させる抜本策であることが従来の教訓で裏付けられた。党大会報告は自主革新能力を高め、革新型国家を建設することは中国航空事業にとって重要な指導意義があるという。

 また、同氏によると、自主革新は家に閉じこもって車を造るというものでなく自らの力に立脚し、系統を開放、国内科学研究生産能力を果たし、知的財産権を握る上、幅広く国際協力を展開するものだ。国際一流のサプライヤー、部品企業と技術、製品、サービスの交流と協力を行い、中国民用飛行機工業の自主革新を推進する。

 なお、同氏によると、ARJ21プロジェクトの研究開発において中国一航は初めてメイン請負業者として世界向けに入札募集を行い、国際一流の航空製品メーカーを吸引し、国際市場の優位性資源を集め、プロジェクトの研究製造を大いに促進した。

 
 
 

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