新華網広州5月28日発 最近、世界最大手のタックス・リファンドサービス会社のグローバル・リファンドグループは、中国人観光客が4カ国でショッピングの際払い戻された税金が次月からその銀聯カードに振り替えられる可能性を発表した。「銀聯カード・タックスリファンド」と呼ばれるサービスは、中国銀聯とグローバル・リファンドグループが合同で提供し、第一陣の4カ国はフランス、イタリア、ドイツとシンガポールだ。
ユーロの価格が安定するため、ユーロで税金を払い戻せば為替レートによる損失はない。したがって、税金払い戻しの場合、ドル支払いからユーロ支払いになった。
広東の大手旅行社を取材して、まもなく提供されるこのサービスは、中国人観光客の海外消費を促進する役割が明らかになった。広東鉄青の担当者は記者に、観光客のタックスリファンドの時間と精力を節約する一方、同4カ国とも中国人にとって人気の高いショッピング天国で、その上、人民元の切り上げに加え、同じ額でより多く買い物できるため、タックスリファンドルートの多角化選択は、観光客の海外消費の意欲を燃やすと説明した。
広東中旅欧州・米国・アフリカ観光本部のマネージャーは、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ロシア、スペイン、ベルギー、ルクセンブルクという欧州の8国は相次いで銀聯カード業務を受理している。中国人観光客が上記の国に行って観光すれば、人民元建て銀聯カード一枚だけで、基本的な消費による現金支出需要を満たすことができるという。
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