雲南は中国と東南アジア、南アジア亜大陸と結ぶ接点で、交通投資の上乗せ、重点幹線の相次いだ建設につれ、今年末時点、雲南を出た陸上の国際ルートのおおよその形がまもなく形成される。昨今昆明で開かれた「雲南省交通業務会議」から分かった。 　

　２００３〜２００６年の四年間、雲南省の交通固定資産投資は９０９．５８億元に、２００６年末になると、開通された道路は１９．８５万キロに達した。うち、高速道路が１５４９キロと、西部の上位入りで、高級道路も５５２５キロ。

　楊光成・雲南省交通庁長によると、建設中の国道幹線、西部開発の省間道路、国家高速道路網や一般国道計１７件１５４８キロが順調な展開だ。建設中の国道幹線を見て、昆安、平鎖高速道路が今年の旧正月に開通され、曲嵩高速道路は今年６月の開通が望まれる。重点道路建設プロジェクトが計画通りに達成されると、四川、貴州、広西、チベット、上海、杭州、北京などと結ぶルートおよび昆明〜ベトナム、昆明からミャンマーを経てインド洋まで、昆明からラオスを経てタイまでのルートが開通され、雲南から陸上の国際ルートのおおよその形が形成できる。